びわこベース 第二十九回 サイエンスカフェのご案内
マリノリサーチ株式会社 上地 健琉さんによる
『琵琶湖と淀川の水辺をめぐって見えてきたイシガイの仲間の多様性』
琵琶湖・淀川水系は約400万年の長い歴史の中で豊かな生物多様性を育んできました。その中でも、イシガイの仲間(イシガイ科の二枚貝)は古くから研究者を魅了し、1800年代後半から現在に至るまで多くの知見が集積されてきました。しかし、その多様性の全貌や生息実態など、明らかでないことも少なくありません。今回のサイエンスカフェでは、2012年から現在に至るまでのフィールドワークを通じて見えてきた琵琶湖・淀川水系におけるイシガイの仲間の多様性、それを支える豊かな環境、迫りくる危機についてお話したいと思います。
●11月30日(土)14時~17時
●参加費(入場料+飲み物+お菓子)大人1500円、子供500円
●先着順で定員15名とさせていただきます。
参加申し込みはびわこベースホームページのcontact欄に参加希望者氏名をご記入いただきサイエンスカフェ参加希望と必ずご記入ください。
サイエンスカフェ開催中(14時~17時)はご予約の方以外入場頂けませんのでご了承ください。
上地 健琉(うえち たける)
1999年愛知県生まれ。淡水貝類に魅了され、研究や保全に取り組んできた。2019年からはきしわだ自然資料館のアドバイザー(現在は専門員)として博物館活動に携わるなど、野生生物と様々な形で関わってきた。現在は幅広い専門知識を活かして水生生物の分析業務に従事している。
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