びわこベース
第二十八回サイエンスカフェのご案内
池辺ー仲里 裕子さんによる
『汽水域で生きていくのは大変だけど、いろんな能力をもっているー小型ハゼ類の生態的・生理学的特徴」
汽水域とは川の河口周辺の,川からの淡水と海からの海水が混じり合うエリアのことを指します。ここは気温・水温・日長に加え,塩分濃度、水深などが周期的に変化する複雑な環境となっているため、生息するハゼ科魚類には生理学的にさまざまな特性を持つものが多いことが知られています。今回のサイエンスカフェでは汽水域のハゼ、主にトビハゼについてこれまでの研究だけでなく、現在調査中の内容もお話ししたいと思います。
●12月15日(日)14時~17時
●参加費(入場料+飲み物+お菓子)大人1500円、子供500円
●先着順で定員15名とさせていただきます。
参加申し込みはびわこベースホームページのcontact欄に参加希望者氏名をご記入いただきサイエンスカフェ参加希望と必ずご記入ください。
サイエンスカフェ開催中(14時~17時)はご予約の方以外入場頂けませんのでご了承ください。
池辺ー仲里 裕子(いけべ(なかさと) ゆうこ)
1968年和歌山生まれ。大学時代にトビハゼに出会い、魚類でありながら水が嫌いなどの変わった特徴に惹かれ、干潟環境と行動の適応について研究し、博士(理学)取得。その後,河川上流から河口域にいるハゼの行動を撮影しながら生態について小ネタを拾う日々を過ごしている。
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